すべての理由をお話します

どうも矢沢です。
しばらくぶりにブログ書きます。
その、しばらくぶりの理由をお話いたしましょう。
すべての発端は11日の奥瀬の書き込みから始まりました。
そう、あえて客演の方なのに奥瀬と呼び捨てにさせていただきましょう。
その奥瀬がすべての原因であります。
おい奥瀬よ、なぜ今回の芝居の内容を皆に教えるのか？
そう、僕にはまったく彼の意図が理解できませんでした。
水着はいい……だから、褌もある程度予想がつくだろう……だが舞台が海水浴場だというのは書いちゃだめでしょうが！
もう芝居の内容が白日のもとさらされた以上正直に白状いたしますが、今回は日本の演劇史上おそらく初となるであろうコペ転的な演出を考えておりました。
客電が静かに落ちる……そしてオペラの『蝶々婦人』が静かに流れる中、いきなりの轟音……それは雨の音……そして、舞台上のみならず客席にも激しく降りしきる雨！　雨！　そして雨！
……台無しです、すべて台無しです。
奥瀬に僕は言いました。
「なぜ書いた？」
奥瀬は答えます。
「そこに山があったから……」
ぶん殴りました……拳が折れるほど殴りました僕は。
という訳でこの一週間というもの、新たに台本を書き直していました。
もちろん口述筆記です。
土下座して涙ながらにパソコンのキーボードをたたく奥瀬。
その前を歩きながら、振り付けをし、それぞれの役になりきりながらしゃべる僕。
出来上がりましたよ、ついに新作が。
芝居のさわりだけお伝えしましょう。
……舞台は地底王国……そして、ここに迷い込んでしまう自称区議会議員……。
今回の芝居は全編真っ暗闇の中で進んでいきます……乞うご期待。